バンクーバーオリンピックも終わりまして、少し寂しさが心に残りますが、
寒さに負けずに、ご体調など崩されませんよう、是非ご自愛いただきましてお過ごしくださいませ。
さて、バンクーバーオリンピックに熱中しておりました僕は少しさぼっておりました当シリーズを再開させていただきたいと思いますので、是非宜しくお願い致します。
WAGNUS.シェフのきまぐれケーブル#19です。
そしてなんと・・今回も前回同様に・・弊社の手持ちの配線材の中において、レア度では最高位の逸品中の逸品!を再度お届けさせていただきたいと思います。
「*Göttliches Licht Ⅱ*」
前回のWAGNUS.シェフの気まぐれメニューと同じく、今回も驚きの超レアな40年代ドイツKLANGFILM社の真空管アンプに使われていた「シールディングワイヤー」を取り出し、メッシュシースを被せて美しく仕上げたヴィンテージジャーマンRCAケーブルを出品致します!
KLANGFILMの真空管アンプは、業務用だった為、性能も非常によいことで知られていますが、その内部配線材もかなりのもの・・。当然当時実際に使われていた配線材の数は極僅かしか残っておらず、究極レベルに貴重です。またシールド装着の芯線はその配線内部でも、音声用として使われていたもので、更に数が少なく、厳選素材といえる逸品です。長さは48cmペア(その長さしか取り出せません)で作成。更に!今回は、半田には真のヨーロッパカラーを忠実にそして究極に伝える50年代のERSINのマルチコアヴィンテージハンダを使用!このハンダは数多くある私の取り扱うハンダの中でも指折りの逸品です。
そのサウンドは・・なんとも美しい悠久な音場感です。それでいて、ローファイになることが全くなく、ハイファイでパワー感もあり高域も綺麗で素晴らしく、そして中域の倍音の奏でる表現力とホール感の残響成分を美しく表現する様は感動的です。特に弦楽器の倍音の聴き方などは、心に染み渡り、現代の音楽表現も難なくこなしてくれます。。低域の量感もしっかりとしており、締まりつつスピード感も良い。前回のタイプは金メッキ+金入りハンダを使用いたしましたが、今回はニッケルメッキプラグ+ERSIN MULTICOREハンダ仕様となり、よりスピード感や高域の表現、そして低音の立体性に良さが表れている印象です。このようなサウンドのケーブルは、やはり現代のケーブルでは出すことはできないですし、とにかく数量が全く多く取り出すこどができませんので、本当にレアすぎな逸品です。おそらく同一部材で出せるのはこれが最後ですので、是非お見逃し無く!
出品ページはこちらです。
「http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e97894640」