今回は、Diamond Dust type “parhelion”のお客様レビューを頂戴・掲載許可を頂きました!
仕様はfor AK BTL-Balanced 2.5mm JH4pin(No Variable Bass Control)になります。
それでは、以下レビューです。
M様、ありがとうございました!
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WAGNUS.様
いつもお世話になっております。
Mです。
到着から1ヶ月ほど使い込みましたのでレビューを記載いたします。
環境
ケーブル:Diamond Dust type Parhelion JH4pin
DAP:AK320(2.5mm4極バランス接続)
イヤホン:JH Audio ROSIE
イヤーピース:final タイプE Mサイズ
Parhelionの最大の特徴は『繊細さ』と感じました。
繊細さ=弱々しいというわけではなく、
楽器やボーカルを細部まで再現する表現力の高さという意味で、芯はしっかりしているものの
かすれてしまいそうな微細な情報も余すところなく鳴らしてくれる、そんな特徴を持ったケーブル
だと思います。
繊細さが増すというのは様々な効果があるようで、例えばポップスやスカはよりブライトに元気よく、
ロックやテクノはレスポンスのよさから疾走感が上がり、バラードやクラシックはアーティスト
(演奏者)の感情が上乗せされる等、今まで聞き慣れていた曲のニュアンスが変わることで音楽的な
魅力が高まりました。
音の特徴ですが特にギターとピアノ、ボーカルの表現力は秀逸です。
再生する楽曲には寄りますが、ギターは弾いた瞬間から弦の振動幅が変化していき消えゆく直前の
音にならない空気の振動まで感じられます。
ピアノも弦の震えが目に浮かび、コンサートホールで聴いているような残響感がとても素晴らしいです。
ボーカルは、ブレスはもちろんですがリップノイズも再現され、バラード系だとアーティストが
吐いている息の量も見てとれるレベルです。
そして天井がないスパーンと抜けるような高域が特徴的で、パワフルなロングトーンを聴くとリアルに
体が仰け反ってしまうほど圧倒されます。
ケーブル自体の音質として、低域についてはやや量感が少ないと思いますがROSIEでバリアブル
ベースコントローラーなし(低域MAX)で聴くとフラットサウンドになるので特別弱いと感じる
ことはありません。
例えばドラムのキック音はボコボコ出るのではなくダンッダンッといったハキハキした音になりますし、
ベースは引き締まった躍動感のあるサウンドで存在感を放っています。
また、アンプ(AK380AMP)をつけるよりはDAP(AK320/380)単体の方が分離感、空間の広さ、
音の粒子の煌めきが感じられ、高域の刺さりも無くなるので、よりケーブルの特性を活かせると
感じました。
Parhelionは、恐らく今まで聴いていたイヤホンの音の傾向をガラッと変える特性があると思いますが、
特に音の表現力を重視する方には非常にオススメできる1本だと考えます。
簡単ではございますが、上記レビューとなります。
今回も素晴らしいケーブルを作成いただき、ありがとうございました。
以上、よろしくお願いいたします。
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