このUSBケーブルの製作に伴い、僕の中でコンセプトと致しましたのは、とにもかくにも「電送安定」「静電容量」「導体抵抗」「比誘電率」「外部ノイズ対策」「構造ジオメトリー」という基礎理念を理詰めで完全に「ベスト!」と言える、USBケーブルの製作でした。
その為、使いましたケーブルは物凄い精度の、米国軍需用のケーブルで絶縁体には世界最高精度のPTFEを使用した逸品。導体は純銀メッキ構造でシールドも銀メッキという贅沢な仕様です。導体の太さもUSBのコネクタに接続できるギリギリの太さであり、安定伝送と導体抵抗を極限まで減らし、またハンダも伝送ロスを減らす仕様で精度を極限まで追い求めました。
それが こちらの「Milky beamz out」 USBケーブルです。
ご使用用途として、PCベースの音楽機材であるDAWのUSBケーブル用に、またはPCオーディオ機器用のUSBケーブル。また、一般的にUSBで接続する機器全般に安定化した最高精度のケーブルとしてご利用いただけます。
尚、こちらの商品はまだ正式販売しておりませんが、ご希望ございましたらお問い合わせいただきますようお願い申し上げます。
・・ということで、以下S様のレビューでございます。
ありがとうございました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
Wagnus Labal.オーナーのHaRuさんにお願いをして、超高精度USBケーブルを製作依頼しており、本日2本のUSBケーブルが届きました。
1mの品(PC-外付けHDDに繋ぐ用)と、PCからUSB→同軸、光変換器に繋ぐ、15cmの短いケーブルです。
丁度、ジャズロック、クロスオーバーの名盤、1973年発表、Mahavishnu Orchestra & John McLaughlin, "Birds Of Fire"を聴いていたので、音源はそのままで、ケーブルを差し替えての初期レビューです。
まず、私のオーディオ構成を説明しますと、所謂「PCオーディオ」に完全に特化しており、再生機、音源ともにPCデータ、プログラムとしてPC及び外付けHDDの中に格納されております。具体的に書くと、
外付けHDD2テラバイト(5,400回転/分)→USBケーブル→ノートPC(Acer Aspire5740-13、Windows7 64bit版、CPU:Intel Core i3、RAM:DDR3 SODIUMM 2GB)→USBケーブル→MUSILAND社製"Monitor 01 USD"→75Ω同軸ケーブル(SAEC社製、EF2000、1.2M)→gigawork社製24bit192kHzアップサンプリングDAC(一部改造)→自作ラインケーブル(Belden88760ケーブル。2芯Hot、シールドCold&Ground結線)→gigawork社製Music Federlity社回路真空管バッファアンプ(6DJ8×2使用。ヴィンテージロシア軍用球に差替済。)→Wagnus Labal. Belden5120FJケーブル使用ラインケーブル→1978年製Technics社製パワーアンプSE-9060→SPケーブル Belden5120FJ→1981年DENON社製2Wayバスレフ16cmWブックシェルフSP、SC-11s(リペア済み)
となります。
尚、PCの再生はfoobar2000最新版に、真空管プリアンプシミュレーター、イコライザー若干、中高音部にリバーブを少々入れています。
PCのOSをWindowsXPからWindows7 64bitに変更し、今までは一旦外付けHDDに格納してあるCDからリッピングしたデータ(CD音質のまま)をPC本体にその都度コピーして再生していたのですが、Windows7に替えてから外付けHDDにデータを置いたまま再生しても、聴感上有意差を感じなくなった(今までのPCへのコピーと同等の音質が得られるようになった)ため、データ管理の簡便化のため出来れば外付けHDDからそのまま再生したいと思い、今回HaRuさんに2本のケーブルを作製頂いたわけです。
前置きが長くなりましたが、肝心の音質変化を。
まず、15cmのUSBのみ取り替えてみました。すると・・・
電源ケーブルのように誰が聴いても明確にわかる、という程度ではないのですが、音楽好き、オーディオ好きなら、明らかにわかる程度、
■中高音の透明感、解像度、SN比が向上し、例えば楽器の分離がクリアになり、特にシンバル類の余韻が美しくなった。
僕がHaRuさんに製作依頼した際、音質の注文は「上流は極力色付けをしたくないので、解像度、透明感重視で、ややモニターライクに」というものでしたので、完全に満点です。
デジタルデータ転送ケーブルで音が変わるはずがない、と言う方も多く、また理屈としては頷ける所も多いのですが、やはり実際に自分の耳で聴くのが一番。間違いなく変化はあります。
次に、同一ソースで、外付けHDD用の1m版も付け替えてみました。結果は・・やはり、音質傾向は上記と同様で、それが更に洗練された感じです。
さて、本文を書いている間に30分程経ち、若干の電通時間がありました。
「デジタルケーブル、特にUSBケーブルにエージングはあるのか?また、あったとして聞き取れる程のものなのか?」という疑問は、更に泥沼な話題で、測定するにも測定器限界があるし、結局は実際やって聴いてみないとわからん・・というところかと思いますが・・・
これも間違いなくあります!
繋げた直後で、半田部が馴染んできたのか、あるいはデジタルデータと云えども電通で導体の微小な配置が良い方向に変化してきたのか・・
■繋げて30分余りで、超高音の「嫌なシャリシャリ感」が取れてきて、解像度や透明感はそのままに、更に耳に心地よい音質になってきた。チェンバスのベース音も倍音まで聴こえるし、EW&Fのコーラスの分離と統一感もいいし・・素晴らしい・・
ただ、これはもしかすると自分の耳の方が音に慣れて聴覚が変化したのかもしれませんね。
1週間、1ヶ月、1年と使い込んでいく内に、どのような変化を見せてくれるのか、大変楽しみなケーブルです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー







